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本記事は執筆時点(2020年12月08日)の情報をベースにしております。掲載している情報が最新ではない可能性がありますので何卒ご容赦ください。
コピーライトとは?
コピーライトとは著作権を示し、あらゆる制作物に対してその著作権を誰が有するのかを明記するものです。
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コピーライトの表記に必要なもの
コピーライトを表記する際には次の3つが必要とされています。
- 「Copyright」もしくはコピーライト記号「©」
- 著作権の所有者の名称
- 著作権の発行年
Webサイトにおけるコピーライト
Webサイトにおいてコピーライトは必ず記載しなくてはならないものではありませんが、実際にはほとんどのサイトでしっかりと明記されているのではないでしょうか?
(作品を公開した時点で自動的に著作権は発生しますので、コピーライトを表記していないからといって、そのサイトが著作権を放棄しているということにはつながりません。)
Webサイトでは、所有者はサイトタイトルや運営者名、発行年はサイトの公開年とすることが多く、サイトの一番下の部分(フッター)に記載することが一般的です。

HTMLによるコピーライトの表記の仕方
Webサイトにコピーライトを記載するとなると当然ながらHTMLで記述しなくてはなりません。
その際の注意点としては次の2点が挙げられます。
- smallタグを使う
- コピーライトの記号を表示させる時は専用コードを使う
smallタグを使う
HTMLでコピーライトを表記する際には、h1~h6やpタグ等ではなく「smallタグ」を使うことが一般的です。
smallタグは注釈などに使用するHTMLタグで、小さな文字で表示されます。主にコピーライトや免責事項を表記する際に用います。
次のように記述します。
HTML
<small>Copyright 20XX 株式会社サンプル</small>
特殊文字の専用コードでコピーライトの記号を表示させる
コピーライトの表記においては、「Copyright」と文字で記載しても「©」コピーライト記号を用いてもどちらでも良いとされています。
Webサイトでコピーライト記号を使用する際は、どのブラウザでも正しく表示されるように特殊文字として専用の文字コードを用いて記述することが一般的です。
HTMLでコピーライトを表示させるには次のように記述します。
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先程のsmallタグと合わせると次のようになります。
HTML
<small>&copy; 20XX 株式会社サンプル</small>
まとめ
以上がHTMLでコピーライトを表記する方法です。
コピーライトを記載したからといって自身のサイトのコンテンツの無断転用を完全に防ぐことはできませんが、少なからず抑止効果はあると思いますので忘れずに表記しておきましょう。