PHPの算術演算子の使い方
PHPでは算術演算子を使っての足し算や引き算などの四則演算が可能です。
足し算(加算)は「+」、引き算(減算)には「-」、掛け算(乗算)は「*」(アスタリスク)、割り算には「/」(スラッシュ)を用います。
変数に計算結果を代入したり、変数同士を計算することもできます。
PHP
<?php /*加算*/ echo 9 + 8;//結果は17 /*計算結果を変数に代入*/ $sum = 7 - 6; echo $sum;//結果は1 /*変数同士を計算*/ $a = 5; $b = 4; $sum = $a * $b; echo $sum;//結果は20 ?>
通常の計算と同様に「()」カッコを使って計算を行う順番を指定することも可能です。
PHP
<?php echo 9 + 8 * 7;//結果は65 echo (9 + 8) * 7;//結果は119 ?>
小数点以下の処理
専用の関数を用いることで数値の小数点以下に対して、「四捨五入」「切り上げ」「切り捨て」を行うことができます。
四捨五入【round関数】
数値の小数点以下の四捨五入を行うには「round関数」を使用します。
round関数は第一引数に数値、第二引数に四捨五入させたい桁数を指定します。
第二引数は省略が可能で、その場合の桁数は「0」になります。
PHP
<?php $res = 7 / 8;//結果は0.875 echo round($res);//結果は1 echo round($res,1);//結果は0.9 echo round($res,2);//結果は0.88 echo round($res,3);//結果は0.875 ?>
切り上げ【ceil関数】
数値の小数点以下の切り上げを行うには「ceil関数」を使用します。
PHP
<?php $res = 9 / 8;//結果は1.125 echo ceil($res);//結果は2 ?>
切り捨て【floor関数】
数値の小数点以下の切り捨てを行うには「floor関数」を使用します。
PHP
<?php $res = 9 / 8;//結果は1.125 echo floor($res);//結果は1 ?>