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WPで下書きページを第三者と共有できるプラグイン【Public Post Preview】

投稿日:2024年11月07日

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WordPressにおける下書き状態のページは非ログイン状態では閲覧することができないので、新規追加予定ページをクライアントにチェックしてもらう時の良い方法を探していたところ、「Public Post Preview」という便利なプラグインを見つけたので備忘録として残しておきます。

Public Post Previewとは？

WordPressのプラグイン「Public Post Preview」は、公開していない下書き状態のページを、第三者がWordPressへのログイン不要で閲覧できるようにするプラグインです。

特定の人だけ閲覧できるようにする方法としては、他にもページにパスワードを設定して見てもらうという方法もありますが、相手に毎回パスワードを入力してもらうのは煩わしく感じます。

その点「Public Post Preview」は、ページごとに発行される「プレビューリンク」にアクセスするだけで下書き状態の記事を閲覧できるのでスムーズです。

Public Post Previewの使い方

Public Post Previewはインストールして有効化するだけで、各ページごとに専用のプレビューリンクを発行できるようになります。

プラグインのインストール

WPの管理画面にて「プラグインの新規追加」をクリックします。

プラグインの検索ボックスに「Public Post Preview」と入力して検索します。

「Public Post Preview」が見つかったら、インストールして有効化します。

プラグインを有効化すると、固定ページ（投稿ページ）編集画面に「外部確認を許可する」というチェック項目が追加されます。

特に設定ページなどは用意されていないようなので、すぐに下書きページのプレビューリンクを取得することができます。

プレビューリンクを取得する

「Public Post Preview」を有効化すると固定（投稿）ページエディタのサイドバーの中に「外部確認を許可する」というチェックボックスが追加されます。

「外部確認を許可する」にチェックを入れると、その下にプレビューリンクが生成されます。

リンクの右にあるボタンをクリックすればリンクをコピーできます。

後はこのプレビューリンクをメールなどで相手に伝えれば、リンクを知っている人のみ下書きページを見ることができます。

プラグインのReadmeによると、プレビューリンクの有効期限は48時間に設定されています。期限が過ぎたリンクは無効になり、プレビュー リンクに「リンクの有効期限が切れました」というメッセージが表示されるので、再度新しいリンクを取得する必要があります。

リンクの有効期限を変更する

Public Post Previewの有効期限はfunctions.phpを使って変更することが可能です。

functions.phpの編集はサイトに予期せぬ不具合をもたらす恐れがあります。バックアップを行った上で自己責任で編集してください。

下記は有効期限を5日間に変更する場合の例です。

add_filter('ppp_nonce_life','my_nonce_life');
function my_nonce_life(){
    return 5 * DAY_IN_SECONDS;
}

まとめ

以上が、WordPressで下書き状態のページを第三者と共有できるプラグイン「Public Post Preview」の使い方です。

公開前のページを第三者にチェックしてもらいたいケースは多いと思いますので、ぜひ試してみてください。