text-alignプロパティとは?
HTMLに記述した文章は、基本的には全て左寄せの状態で表示されます。しかしながらWEBサイトのレイアウトを作成する中では、文章を中央揃えや右寄せにしたいという状況も存在します。その時に使用するCSSのプロパティが「text-align」です。
text-alignプロパティの基本的な使い方
text-alignプロパティは文字揃えをしたい位置に応じた値が決まっているのでそれを指定するだけで設定できます。値はそれぞれ、左寄せの「left」、中央寄せの「center」、右寄せの「right」です。
CSS
.sample_left{ text-align: left; } .sample_center{ text-align: center; } .sample_right{ text-align:right; }
HTML
<p class="sample_left">左揃えテキスト</p> <p class="sample_center">中央揃えテキスト</p> <p class="sample_right">右揃えテキスト</p>
プレビュー
テキスト以外の水平位置揃え
'text'とありますが、text-alignプロパティは文字や文章に限らず子要素の水平位置を指定する際に使用できます。※子要素がインライン要素の場合に限ります。
CSS
.box{ width: 50px; height:50px; display:inline-block; background:#2e51a2; margin:5px; } .sample_left{ text-align: left; } .sample_center{ text-align: center; } .sample_right{ text-align:right; }
HTML
<div class="sample_left"><div class="box"></div></p> <div class="sample_center"><div class="box"></div></p> <div class="sample_right"><div class="box"></div></p>
プレビュー
改行位置を揃える
今度は、text-alignによって文字揃えを行った文章の改行が改行された時の表示を見てみましょう。下の例を見てみると改行の部分が凸凹になっています。
CSS
.sample_left{ max-width:300px; text-align: left; }
HTML
<p class="sample_left">左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。</p>
プレビュー
改行部分が凸凹にならないようにきれいに揃えて改行したい場合は、「text-align:justify」を指定します。均等配置が適用され改行位置が自動的にきれいに揃います。
CSS
.sample_justify{ max-width:450px; text-align:justify; }
HTML
<p class="sample_justify">左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。左揃えテキスト。これはダミーテキストです。改行位置を見てみて下さい。</p>
プレビュー
まとめ
テキストのみならず画像などの水平位置を決めるtext-alignプロパティはWEBサイト作成には欠かせません。指定は簡単ですが、ブロック要素には適用できないなど注意点も存在するのでしっかりと理解しておきましょう。