XAMPPにインストールする時にエラーが出る
株式会社イーシーキューブが開発・提供するECサイト制作(コンテンツ管理)システムです。日本語で開発・サポートが行われているため、国内の企業や個人事業主に利用されており、数多くの国内ECサイトで採用されています。
オープンソースであるため無料で利用ができ、個々にカスタマイズできる拡張性の高さが特徴です。
さて、EC-CUBEの開発環境をローカルに構築しようとXAMPPにインストールを試みると「Warning: openssl_pkey_...」というエラーが表示される場合があります。
私の場合は、以下のような検証環境で発生しました。
検証環境 | Window10 | XAMPP for Windows 8.2.4 | EC-CUBE 4.2.2 |
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このページでは、このエラーを解消してXAMPPにEC-CUBEのインストールに成功した私の事例をご紹介します。
XAMPPでのEC-CUBEのインストール方法は別のページで解説しておりますので、そちらも合わせてご覧ください。
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opensslに関するエラーの対応策
EC-CUBEの公式コミュニティ等を調べると主に以下の3つの対応方法が掲載されていました。
- php.ini内のコメントアウトを解除
- httpd-xampp.confを修正
- openssl.cnfを貼り付け
順々に試してみたのですが、結論から言うと私の場合は3番目の方法で解決しました。
環境によっては他の2つでエラーが解消される可能性もありますので、それぞれの方法もご紹介します。
php.ini内のコメントアウトを解除
XAMPPのコントロールパネルのApacheの「Config」ボタンを押して、「php.ini」を開きます。
メモ帳などでファイルが開いたら、文字検索(Ctrl + F)を使って「;extension=openssl」を探します。
「;extension=openssl」の先頭の「;」を削除してコメントアウトを解除し、上書き保存します。
再びインストールを試みてエラーが解消されるか確認します。
httpd-xampp.confを修正
XAMPPのコントロールパネルのApacheの「Config」ボタンを押して、今度は「httpd-xampp.conf」を開きます。
メモ帳などでファイルが開いたら、冒頭付近にある「SetEnv OPENSSL_CONF "C:/xampp/apache/bin/openssl.cnf"」の「bin」を「conf」に書き換えて上書き保存します。
再びインストールを試みてエラーが解消されるか確認します。
openssl.cnfを貼り付け
まずWindowのエクスプローラーでXAMPPフォルダを開き、xampp\apache\confにある「openssl.cnf」ファイルをコピーします。
XAMPPを起動させた状態で、ブラウザで「http://localhost/dashboard/phpinfo.php」にアクセスしPHPInfoを開きます。
文字検索(Ctrl + F)を使って「openssl」の項目を確認します。
Openssl default configの部分に記載されているディレクトリを確認したら、その場所をエクスプローラーで開き、記載のパスと一致するようにコピーした「openssl.cnf」ファイルを貼り付けます。
再びインストールを試みてエラーが解消されるか確認します。
私の場合は、上記2つを試してもエラーが解消されず、この方法を試したら解決しました。(その後上記2つを元に戻してもエラーが再発することはなかったので、この方法のみで解決できたと思われます。)
まとめ
以上がEC-CUBEをXAMPPにインストールするときに起きるエラーの対処方法です。
XAMPPとEC-CUBEのバージョンの組み合わせによって発生するエラーのようです。今回ご紹介した方法で解決できたら幸いです。