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Composerとは?
Composer(コンポーザー)とは、PHPのパッケージ(ライブラリ)依存管理ツールです。
PHPによる開発に必要なフレームワークやパッケージは、どれかを利用するためには別のライブラリもインストールしなくてはならない(依存関係にある)ことがほとんどです。
Composerは使用したいパッケージに必要なライブラリを一括でインストールでき、PHPによる開発を手助けしてくれます。
Composerのインストール手順
Composerを使用するためには、あらかじめPHPがインストールされている動作環境が必要です。
PHP単体をインストールしても良いですが、データベースなども含めてまとめてPHPの開発環境を構築できる「XAMPP」を利用することがおすすめです。
XAMPPのインストール方法について詳しくはこちらのページをご覧ください。

XAMPPで使ってローカル環境にワードプレスをインストールする方法
XAMPPは自身のPC内に架空のサーバーを構築してくれる無料ソフトです。このページでは、XAMPPをインストールしてワードプレスを使用する流れを説明します...【もっと読む】
PHPの作業環境が整ったら、Composerのインストールに移ります。
インストールファイルをダウンロード
Composerのインストールファイルは下記の公式サイトからダウンロードできます。
Composer(https://getcomposer.org/)公式サイトのトップページを開いたら「Download」をクリックします。

「Composer-Setup.exe」をクリックするとダウンロードが始まります。

ダウンロードしたインストールファイルをクリックしてインストールを行います。

インストールの実行
セットアップウィザードが開かれます。インストールモードは「全ユーザー」を選択します。

インストールオプションの「デベロッパーモード」にはチェックは入れずに「Next」を押します。

PHPの場所を選びます。特に変更せず「Next」を押します。

設定のチェックが行われます。

プロキシ設定は何もせず「Next」を押します。

インストールをクリックして実行します。

インストールが行われます。

完了画面に切り替わったら「Finish」を押して終了します。

コマンドプロントで確認する
Composerが正しくインストールされているか確認するためにはコマンドプロントを使います。
キーボードのショートカットキー「windows + R」を押して「ファイル名を検索して実行」を表示させ「cmd」と入力しOKを押せばコマンドプロントが開けます。

コマンドプロントに「composer」と入力します。

次のように表示されればComposerのインストールは完了です。
