記述の仕方
コメントアウトが1行だけの時とコメントアウトの範囲が複数行に渡るときとではコメントアウトの方法が異なります。
一行分だけコメントアウトする場合
コメントアウトが1行だけの時は「//」(スラッシュ2つ)を付ければ、その後の記述をコメントアウトすることが出来ます。
<?php //ここはコメントアウトです。 //echo "<p>この部分も非表示にしたい。</p>"; echo "<p>ここは表示させる。</p>"; ?> |
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PHPのコメントアウトの方法は<?php?>の中でのみ有効です。PHPファイル内にはHTMLやCSSを記述することがありますが、 HTMLの部分ではHTMLのコメントアウトの方法(<!---->)で、CSSの部分ではCSSのコメントアウトの方法(/**/)で記述する必要があります。
複数行をコメントアウトする場合
コメントアウトしたい箇所が複数行に渡る場合は「/*」と「*/」で挟むことで、その間の記述をコメントアウトすることが出来ます。
<?php /* //ここはコメントアウトです。 echo "<p>この部分も非表示にしたい。</p>"; echo "<p>ここも表示にする。</p>"; */ ?> |
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上記のように「/**/」では、「//」でのコメントアウトを含んでいてもまとめてコメントアウトすることが可能です。
まとめ
PHPとHTML、CSSでコメントアウトの方法が異なるので使い間違えないように注意が必要です。